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読了本、一言感想。

JUGEMテーマ:読書
 
石持浅海/「BG、あるいは死せるカイニス」
全人類生まれたときは全て女性、のちに一部が男性に転換するという特異な世界が舞台。
こういうしっかり作りこんだ世界観は好き。
面白さと、ちょっと気持ち悪さがあった。
よくも悪くも、スイスイ読めてしまうのが石持作品の持ち味だと思っていたが、これはいつもの作品より厚みがあってしっかりしていた感じ。

山本幸久/「凸凹デイズ」
安心して読める。
そんなに醐宮に固執する気持ちが、あまり分からなかったけど。
大滝は気持ちに折り合いつくのかなぁ。
デビゾーとオニノスケのイラスト、見てみたかった。

山田悠介/「スイッチを押すとき」
強烈にブラック。
何を書きたかったのか・・・・テレビや舞台になっているので、設定としては魅力的なんだろう。
でも突っ込みどころがありすぎる。そもそもの設定に。

小路幸也/「COW HOUSE」
悪くはなかったけど、ピアノのを小説で描くのは難しいよね。
独学で弾いてて「100年に一度の天才」とか、素人が聴いても分かる、とか。
独学で「熱情」を素晴らしく弾けるとはとても思えないのですが。
部長のキャラが素敵でした。
美咲ちゃんの過去が、もう少し知りたかった。
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読んだ本

JUGEMテーマ:読書

「八朔の雪 みをつくし料理帖」/高田郁
 料理がおいしそう。続きが気になる。

「花散らしの雨 みをつくし料理帖」/高田郁
 恋愛模様に焦点があってきました。続き・・・。

「銀の雨 堪忍旦那為後勘八郎」/宇江佐真理
 
「ロードムービー」/辻村深月
 『冷たい校舎の時は止まる』のスピンオフだったらしい。未読・・・。
 中篇3編。表題作はいじめの話がつらくて斜め読み。
 ラスト近くで、「ええっ!!?」。まんまと驚かされてしまった。
 他2編は、妙に物分りのよい、支えになってくれる人が現れるのが、都合よすぎる気が。

「方舟は冬の国へ」/西澤保彦 
 西澤さんのあとがきによると、『おそらく一生のあいだ、もう二度とできない「はじけ方」をした作品』。
 ふーん、これが西澤さんなりの「はじけ方」なのね。
 いつもの作品の方が、一般的には「はじけて」ると思われます(笑)

「わたしとトムおじさん」/小路幸也
 小路作品にしてはちょっと分かりにくくて(私には)、途中何度か読み返した。
 限られたスペースにわらわらと人が集まってくる感じが、「東京バンドワゴン」系かな。

この辺が最近読んだ分。


体調悪い時期に、読了してもメモらず所有本を再読していたのを思い出すと。

「落下する夕方」/江國香織
 『きらきらひかる』がとても好きで、他の作品もと昔買った。
 でもこれはダメ・・・・今読んでもダメだった。読後感もよくない。

「ホリー・ガーデン」/江國香織
 同じく、当時これも買ってみた。
 ・・・・・やはり『きらきらひかる』だけが好きなのかも、という結論。
 その後江國作品は読まなくなった。あ、あと1冊くらい買ったかも。

「ウーザック沼の死体」/シャーロット・マクラウド
 シャンディ教授シリーズ。
 バギンズの兄妹が覚えられず(何度も読んでるけど)、初めてメモってみた。理解した。

「富豪の災難」/シャーロット・マクラウド
 セーラ・ケリングシリーズ。

「牛乳配達退場」/シャーロット・マクラウド
 シャンディ教授シリーズのこれが最後の出版になった(マクラウドが亡くなったので)。
 もっと読みたかったです。


図書館に通っていると、以前のように所有本を再読することが減った。
首の調子が悪くて下を向くのがつらくなり、図書館に行かなくなり、読書量も減った・・・・んだけど、読まないでいるのはさすがに耐えられず、横になったりしつつ家で本は読んでいたのよね、結局。

最近また読書できるようになって、熱中してます。
やっぱり読書なしの生活は考えられない。楽しくない。
本を読めるって、幸せです。
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「ゴールデンスランバー」 伊坂幸太郎

伊坂 幸太郎
新潮社
¥ 1,680
(2007-11-29)

JUGEMテーマ:小説全般
私は伊坂作品はあまり得意ではない。
でもどうも世間では人気があるようだ。
図書館でも常にかなりの本が貸出し中だし、アマゾンでも評価が高いし、いろんな読書ブログさんでも好意的な記事をよく拝見する。
だったら、私ももっと楽しみたい。
という思いがあり、何度も挑戦してきた。

今まで読んだのは
「グラスホッパー」
「チルドレン」
「魔王」
「終末のフール」
「アヒルと鴨のコインロッカー」

「グラスホッパー」は、私には難解だった。
どこが面白いのかよく分からず、誰か教えてという気持ち。

「チルドレン」はかなり読みやすく、これが「グラスホッパー」を書いた人?と驚く。
初めて伊坂作品に触れる人は、このあたりがいいのではないかと感じた。

「魔王」。これは衝撃だった。とにかく怖い。
「チルドレン」を軽い感じで書いた人が、こんな小説も書くとは。

「終末のフール」、「アヒルと鴨のコインロッカー」は、どちらもそれなりに楽しめた。

「BOOK」データベースより引用
仙台で金田首相の凱旋パレードが行われている、ちょうどその時、青柳雅春は、旧友の森田森吾に、何年かぶりで呼び出されていた。昔話をしたいわけでもないようで、森田の様子はどこかおかしい。訝る青柳に、森田は「おまえは、陥れられている。今も、その最中だ」「金田はパレード中に暗殺される」「逃げろ!オズワルドにされるぞ」と、鬼気迫る調子で訴えた。と、遠くで爆音がし、折しも現れた警官は、青柳に向かって拳銃を構えた―。精緻極まる伏線、忘れがたい会話、構築度の高い物語世界―、伊坂幸太郎のエッセンスを濃密にちりばめた、現時点での集大成。

そして今回の「ゴールデンスランバー」。
今まで読んできた中では、私にとっては「魔王」近い存在の小説だった。
とにかく怖い。
あまりの怖さに、途中斜め読みしてしまった。
直接投票で首相を選出する、現実の日本とは違う世界が舞台。
そこで、首相暗殺の濡れ衣を着せられる主人公、青柳雅春。
ものすごく周到に、ずっと以前からその計画は練られ、あらゆることが青柳が犯人だと指し示していた。
絶望的な状況のなか、大学時代の仲間達や少数の協力者が現れ、青柳は逃げる。

「何か」「とてつもない力を持った組織」が青柳を追い詰めて行く。
「それ」が「何」なのかということは、この小説ではあまり意味を持たない。
何か分からない大きなものに追いかけられる、陥れられることの恐怖が重要。
なぜか青柳からはそれほどの恐怖は感じないんだけど(笑)、私は非常に恐怖を感じた。ええ、とても。
その、青柳から恐怖感とか追いつめられ感をあまり受けない部分が、この小説を読みやすくしてるのでは。
賛否両論あるところでしょう。
ラストと同じく。
私は、このラストは有りだと思った。
ただ、「ミステリ」ではない。
「ミステリ」だと思って読んでいたら、やっぱり消化不良というか納得いかないと思う。
なんで「このミス」で1位なの?どこに謎とその解明があったの?
謎はいろいろあったけど、解き明かされなかったよね。
小説としてそれはあると思うけど、ミステリだとしたら、それはない。
そんなミステリは読みたくない。私は。
だから、ミステリとして読まないでと言いたい。
そうすれば、楽しめる(いや、ドキドキしすぎて楽しめないかも)。

そして話題の第三部。
書いたのはアノ人か、それともアノ人かと言われていますが、私としては青柳に1票。(反転ネタバレ)

好きなエピソードは、痴漢が大嫌いな青柳の父が、書初めの宿題に「痴漢は死ね」と書かせた話。
それだけでもおかしいのに、ラストにまた持ってくるとは憎い。
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読んだ本を挙げておこう。

JUGEMテーマ:読書
8月から体調が悪く、ずっと読書がすすみませんでした。
どうやら復調してきて、書く元気も出てきました。

読んだけど感想を書いてなかった本、そして最近読んだ本など。
夏休み以降、読んだ本をちゃんと記録しなかったので、もうちょっと読んでますね。
でもほとんどは夏休み前に読んでいたけど、感想は書いていなかっただけのようです。
読み聞かせ用の本を探して、いろいろ読んでいたようです。



「そこへ届くのは僕たちの声」/小路幸也
 ちょっと恩田陸テイスト。面白いが、設定が若干不自然でご都合主義に思えた。惜しい。

「シナの五にんきょうだい」/絵・ヴィーセル 文・ビショップ
 懐かしい。今読むと、一番上の兄さんのエピソードで、兄さんの顔面白すぎ。そして村人怖すぎ。

「ぎんのたまごのほん」/マーガレット・ワイズ・ブラウン

「ふたごのベルとバル」/絵・ラースロー 作・エーヴァ

「えほんをよんで、ローリーポーリー」/絵・ロジャ 作・シャルトラン

「あけるな」/絵・安野光雅 作・谷川俊太郎

「チキチキチキチキ いそいでいそいで」/絵・荒井良二 文・角野栄子

「ドワーフじいさんのいえづくり」/青山邦彦

「雨ふる本屋」/日向理恵子
 YA。設定は面白かった。

「死体は生きている」/上野正彦

「大どろぼうホッツェンプロッツ」/プロイスラー
 たいして本好きではないムスメ(小2)に読み聞かせてみた。

「ちょんまげとのさま」/遠山繁年

「こねこにこにこ ねどこでねころぶ」/絵・藤枝リュウジ 文・石津ちひろ
 リサとガスパールの翻訳をしている石津さんの書く早口言葉の本。私は好き〜。

「こわくなんかないっ!」/ジョナサン・アレン
 かわいいです。「かわいくなんかないっ」の続編でした。

「すっぽんぽんのすけ」/絵・荒井良二 作・もとしたいづみ

「ちゃんとたべなさい」/絵・シャラット 文・グレイ
 1年生に読み聞かせたら、途中から全員で大合唱に。いい体験でした。

「シチュエーションパズルの攻防」/竹内真
 竹内さんってこんなのも書くのか。ちょっと読むのがしんどい。サクサク進めない。

「残される者たちへ」/小路幸也
 久保寺健彦「みなさんさようなら」のような巨大団地・・半分くらい廃墟化しているところまで同じ・・が舞台。テイストは恩田陸の常野シリーズ。
 小路さんは好きで何冊も読んだ。ミステリフロンティアから何冊か出してるけど、本来こっちのSFファンタジーの人なんだろうな。
 作風は広く、男性版恩田陸といったイメージ(あくまで私の中でのイメージですよ)。
 ストーリーの着地点は、恩田陸よりノーマルなので安心できるかも。

「劫尽童女」/恩田陸
 設定はジュブナイルっぽい。内容は結構ハード。理瀬シリーズとも似てる。

「ふくろうくん」/アーノルド・ローベル

「もうぜったいうさちゃんってよばないで」/ソロタレフ

「おばけやしきへようこそ」/絵・エリクソン 作・ストリード

「じゅうにんのちいさなミイラっこ」/絵・カラス 文・イエーツ

「ぼくのコブタは、いいこでわるいこ」/絵・ヤンカリーノ 文・ブラウン

「か(丸の中に、か)ってなんだ?」/絵・あべまれこ 作・おのやすこ

「むかしのはなし」/三浦しをん
 昔話を下敷きにした、SFテイスト日常系(なんじゃそりゃ)。
 伊坂幸太郎「終末のフール」みたいに、隕石がぶつかるというシチュエーション。どうやら近未来。

「ガブリエリザちゃん」/作・H.A.レイ 訳・今江祥智

「世界一ばかなわたしのネコ」/パシュレ
 どこからどう見てもゾウなのに、ネコだと言い張る飼い主。
 読み聞かせに持って行って、小学生が楽しんでくれるかどうか。まだ挑戦できない。

「楽園のつくり方」/笹生陽子

「吉原手引草」/松井今朝子
 直木賞受賞作。なるほど、でしたが、ものすごく惹きこまれるところまでは。

「東京バンドワゴン」/小路幸也
 これは恩田陸系ではなくて、ほんわか系。面白かった。

「夕子ちゃんの近道」/長嶋有
 三島賞受賞作品。私の好みは「ジャージの二人」の方かな。でも読みやすいと思う。

「贄の夜会」/香納諒一
 明らかに『神戸児童連続殺傷事件』を基にしたとわかる事件が出てくる。その事件の犯人少年Aが、現在弁護士になっている・・・というインパクト大のエピソード。
 けれどそれはこの小説のメインではない。
 いろんなエピソードがあり、ちょっと絞りきれてない感じがもったいない。ただ、読み始めたら一気に
最後までいってしまえるだろう。

「今夜は食べほうだい」/絵・山下ケンジ 作・きむらゆういち
 オオカミゴンノスケシリーズ。「うさぎのおいしい食べ方」の方が面白かった。

「ラン」/森絵都
 初・森絵都。陸上ものかと思ったら、一応走りはするけど冥界へ行ってしまうという。
 結構ストーリーは入り組んでいるので、もう少しすっきりまとめてもいいかなと思った。

「阪急電車」/有川浩
 連作短編。恋愛もの。
 登場人物のミサにイライラしてしまった。ミサがいなければ、もっと楽しめたなぁ。

「うつくしい子ども」/石田衣良
 読まず嫌いだった石田衣良に挑戦。
 これもまた、『神戸児童連続殺傷事件』をモデルにしている。
 辻村深月「ぼくのメジャースプーン」を薄く軽くした感じ?この読みやすさが人気の秘訣なのか。私はもう少し深くて重い方が好み。
 ちょっと不完全燃焼でした。

「東京バンドワゴン シー・ラブズ・ユー」/小路幸也
 登場人物の二人が、一緒に妊娠してほぼ同時に産気づいて出産、っていうのは余計だったのでは。ちょっと興醒め。

「医学のたまご」/海堂尊
 児童書カテゴリだった。ちょっとイタくて斜め読み。中学生の精神状態は分からない。

「戸村飯店青春100連発」/瀬尾まい子
 Re−Bornに収録されていたのが一話目。弟目線の話だったが、こちらには兄目線の話もある。
 読み通すと私には兄の方が印象に残り、兄が主役のような気分に。
 よかったです。「図書館の神様」より好み。

「絵本の本」/中村柾子
 ためになった。けど実名で、「ノンタン」とか、木村裕一の「いないいないばああそび」とか批判してました。

「みどりの船」/クエンティン・ブレイク

「世界あちこちゆかいな家めぐり」/絵 西山晶 文,写真・小松義夫

「空へ向かう花」/小路幸也

「モーニング Mourning」/小路幸也
 これは別途感想書きます。

「星の人」/水森サトリ

「夜の光」/坂木司

「残りの雪」/立原正秋(所有本を再読)

「春の鐘」/立原正秋(所有本を再読)

「解体諸因」/西澤保彦(所有本を再読)

「花ホテル」/平岩弓枝(所有本を再読)

「最前線」/今野敏(所有本を再読)

「神南署安積班」/今野敏(所有本を再読)

「ブラザー・サン シスター・ムーン」/恩田陸

「イノセント・ゲリラの祝祭」/海堂尊
 
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「キサトア」 小路幸也

小路 幸也
理論社
¥ 1,575
(2006-06)

JUGEMテーマ:読書
 内容(「BOOK」データベースより)
色を失くした僕と、時間を失くした妹たちが海辺の町をかけめぐる日々。僕らの心の中にある、世界のほとりの物語。

キサとトアは、アーチの双子の妹。
父さんは<風のエキスパート>。
母さんはこの町に来る前に病気で死んでしまった。
キサは、朝陽が昇り始めると同時に目を覚まして、トアは同時に眠り始める。
トアは、夕陽が沈み始めると同時に目を覚まして、キサは同時に眠り始める。
僕、ことアーチは、色が分からない芸術家。
生まれた時からではなく、少しずつ少しずつ分からなくなっていった。
でもそんなアーチの作ったものは、『信じられないぐらいの造形のセンスと奇跡としか言いようのない色づかい』らしい。

キサとトアは町の人たちに愛されていて、夜しか起きていられないトアのために、いろんな人がやって来て相手をしてくれる。


なんだかジブリのアニメのような物語。
『魔女の宅急便』や『紅の豚』のような、海に近くて、あまり現代的ではない町の姿が思い浮かぶからかな。
映像として、視覚で捉えることができたら綺麗だろうな、と思った。
もちろん文字で読んでも素敵だった。

最初は、町の人々があまりにもポツポツと次々に登場するので覚えきれなくて、ちょっと入り込みにくかった。
けれど進むにつれそんなことは気にならなくなって、<マッチタワーコンクール>のくだりでは、作品世界に没頭。

読後感もとてもよい。
私の通う図書館では児童書のコーナーにあったけど(理論社から出てるし)、大人の方がより心に響くものがあるかもしれない、と感じる物語だった。

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「塩の街」 有川浩

有川 浩
メディアワークス
¥ 1,680
(2007-06)

JUGEMテーマ:読書
 
出版社 / 著者からの内容紹介
 塩が世界を埋め尽くす塩害の時代。塩は着々と街を飲み込み、社会を崩壊させようとしていた。その崩壊寸前の東京で暮らす男と少女。男の名は秋庭、少女の名は真奈。静かに暮らす二人の前を、さまざまな人々が行き過ぎる。あるときは穏やかに、あるときは烈しく、あるときは浅ましく。それを見送りながら、二人の中で何かが変わり始めていた……。
 第10回電撃大賞<大賞>受賞作にて有川浩のデビュー作でもある『塩の街』が、本編大幅改稿、番外編短編四篇を加えた大ボリュームでハードカバー単行本として刊行される。

デビュー作から、もう有川浩テイスト全開だったのだなぁ。
世界観は、新井素子『ひとめあなたに・・・』や、伊坂幸太郎『終末のフール』的な感じ。
塩は街を飲み込むだけではなく、人をも蝕んでいた。
肌から塩を吹き始めると、近いうちに人間も塩の結晶となってしまう。

設定をうまくいかしたストーリー展開に、もちろんベタベタなラブストーリーが絡んでいく。
図書館戦争に通じていく部分は、あちこちに感じられる。

面白かったし、番外編やその後など、読み応えは充分。
でもなぜか、細かく感想を書く気持ちになれなかった。
なので今回はここまで。
読んで損はないです。
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「うさぎのおいしい食べ方」 きむらゆういち・文

 
内容(「BOOK」データベースより)
うさぎをつかまえたからって、すぐに食べられるとはかぎらない。おおかみとうさぎのおもしろくて、ちょっとなさけないおはなし。

「あらしのよるに」のきむらゆういちの作。

うさぎをつかまえたゴンノスケ。
なんとうさぎは「いいわよ、たべて」と言うではありませんか。
おいしく食べるために、うさぎを太らせることにするゴンノスケ。
毎日せっせとにんじんやキャベツを運び、うさぎはどんどん太っていき、ゴンノスケはやせ細っていきます・・・・・。
家の前に畑まで作り、うさぎを太らせようとするゴンノスケ。
とうとうゴンノスケはふらふらになって、倒れてしまいます。
そしてうさぎは・・・・・。

ちょっぴりビターな味わいなので、中学年以上がいいのではないでしょうか。
読むのに15分弱、かかります。
4年生に読んだら、男子が「うさぎ、こえ〜・・・」とつぶやいてました。

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「3びきのかわいいオオカミ」 トリザビス・文/オクセンバリー・絵

ユージーン トリビザス
冨山房
¥ 1,470
(1994-05)

 
内容(「MARC」データベースより)
3匹のかわいい狼は広い世界に出ていくことになりました。「でも、悪いおおブタには気をつけるのよ」 狼たちはれんがで家を作ったのに、とんでもないわるブタはそれを壊して…。「3匹の子豚」の素敵なパロディー。

パロディーでもイマドキ風のお話。
オオカミの作った家を、ハンマーで叩き壊したり、ダイナマイトで吹っ飛ばしたり。
毎回悪いブタが「あけろ!」と新しい家にやって来るのだけれど、そのたびにオオカミたちは、「きゅうすの中のお茶ッ葉がきゅうきゅう言ってもあけないよ!」と答えます。
そして逃げ出すハメになると、必ずそのきゅうす(ティーポット)を持って逃げ出すのです。
表紙裏も、きゅうすの絵になっています。
オオカミたちが最後に作った家は、どんな家でしょうか・・・・・。

ちょっと文章が多いけれど、聞けるなら1年生から6年生までいけそうです。
読み聞かせに慣れてないのなら、2年生以上の方がいいかな。


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「私立探偵・麻生龍太郎」 柴田よしき

柴田 よしき
角川グループパブリッシング
¥ 1,890
(2009-02-28)

JUGEMテーマ:読書
私は読むはしから内容を忘れてしまうことが多々あり、そのおかげでミステリだって何度も楽しめるお得な体質だ。
けれど、間を空けてシリーズ物を読むと、はてな?と思うことばかりで楽しめないというオチがついている。
そんなわけで「私立探偵・麻生龍太郎」は、首をかしげなが読むことに。 


内容(「BOOK」データベースより)
春日組大幹部の殺害事件が解決した後、警察を辞めた麻生龍太郎。彼は私立探偵として新たな道を歩み始めた。麻生は、裏社会で生きようとする美貌の男・山内練に対して引き起こした罪を背負い、全てを捧げることを誓う。その麻生の想いに呼応するかのように、今日も人々の切実な依頼と事件が次々と舞い込んでくる…。傑作の呼び声高い『聖なる黒夜』の“その後”を描いた麻生と山内の物語がついに明らかに。そして警察小説の金字塔「RIKO」シリーズ『聖母の深き淵』『月神の浅き夢』へとつながる心揺さぶる連作ミステリ。


時系列的には
 所轄刑事・麻生龍太郎
 聖なる黒夜
 私立探偵・麻生龍太郎
 聖母(マドンナ)の深き淵
 月神(ダイアナ)の浅き夢
となるようです。

「所轄刑事・・・」の時には、大学時代から続いていた及川との関係の終焉が仄めかされていた。
そして今度の「私立探偵・・・・」では、練との。
「所轄刑事・・・」ラスト近くで感じさせられる、麻生の破滅への予感は、今度はそれほど感じない。
その代わり、お互い相手を想いながらも近づけない練との関係が、切ない。


あんたのその、ものぐささって、けっこう人を傷つけるんじゃない?あんたはただ面倒なだけなのかも知れないけど、なあ、恋愛ってのは対等なもんだろ?少なくとも、俺とあんたとは、対等なんだろ?違うの?

これってつまり、練は傷ついている。そういうこと。
それを伝えたってことは、練にしてみれば、すごく心を開いてるってことなのに。
でも龍太郎はそこまで思い至っていない。
二人は『恋愛』してるのに。
二人ともそれを認めて自覚してるのに。

お互い愛し合っていても、相容れない関係ってあるんだな。
きっと龍太郎と練はそんな二人。


という感じに、ミステリの内容ではなく、龍太郎と練の関係についてのみ、思い巡らせてしまいました。
シリーズファンなら、こういう読み方をしてしまうでしょう。
事件の方は、相変わらず嫌ーな感じの話です。
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コメント・トラックバックについて

 今さらなんですけど、一応ちゃんと書いておいた方がいいのかな。

基本的にコメント・トラックバックは大歓迎です。
私の感想と違う意見でも、もちろんOKです。
私がイマイチ楽しめなかった小説の面白さとか、ぜひ聞いてみたいです。
過去記事についてのコメント・TBもうれしいです。

ただし、記事と関係ない内容のトラックバックは、削除させていただきます。
コメントも、こちらで不適切と判断した内容のものは、削除させていただきます。

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