その傍で本を読むのは

読んだ本の感想とか、小学校での読み聞かせのこととか。
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「オババの森の木登り探偵」 平野肇

出版社/著者からの内容紹介
ケータイ配信で大人気。野外ミステリー小説
鎌を持ったオババと悪ガキたちとの飽くことなき逃走劇。あれから20数年……都会に奇跡的に残る「オババの森」は、彼らの思い出が詰まったタイムカプセルになっていた。 主人公・中里翔平もかつてこの森で遊んだ悪ガキのひとり。いまは森の管理人としてツリーハウス(樹上の小屋)で寝起きしている。小学生の女の子を相棒に、近所の珍事件を解決する探偵でもある。そんなある日、オババの森を蹂躙する重機の音が響いた!  睡蓮鉢の小宇宙を観察する少女、夜は銀座のクラブで働く女性ナチュラリスト、クチボソを釣る謎の老人、森とともに生きてきたオババ……個性的な登場人物たちが織りなす野外探偵ミステリー小説。

*   *   *   *   *   *   *   *   *

私は虫が苦手だし、理科も特に興味があったわけでもないんだけれど、こういう話を読むのは好き。
都会に残された「オババの森」にツリーハウスを建てて生活する翔平。
のんびりと便利屋のような探偵をしている。
そののんびりとした推理の話なのかと思ったら、意外な方向に話は進んでいく。
都会に森は必要ない、きちんと整備した公園にするべきだ、虫は駆除しろ・・・・。
近所のおばちゃんからの猛攻撃。
子供のいる身としては、小さい子に危険があったら困るし、虫も嫌いだけれど、果たして都会に森は必要ないのか?
個人の所有の土地なのに、きちんと整備した公園にする必要はあるのかな?

はた万次郎氏も著作の中で「虫も生きていけないようなところでは生活できない」と言っている。
虫は嫌だけれど、確かに虫も生きていけない世界で、人間は果たして健康に生きていけるのか?と考えてみると、恐ろしい気持ちがする。
害虫は駆除するべきだけど、それ以外はある程度の共存は必要なんだろう。
(でもやっぱり好きにはなれないけどね・笑)
今現在、どこからか家に侵入してくる害のない小さい虫に困っているので、虫のことばかり考えてしまった。

でもいい感じに話は終わっており、読後感のよい小説だった。
私ももっとアウトドアな人だったらよかったのに。←他人事みたい
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オババの森の木登り探偵
オババの森の木登り探偵 | 忍者大好きいななさむ書房 | 2009/07/25 11:00 AM