その傍で本を読むのは

読んだ本の感想とか、小学校での読み聞かせのこととか。
<< July 2017 | 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 >>

スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- | permalink | - | -
<< 「でかい月だな」 水森サトリ | main | Re−born はじまりの一歩 >>

「いのちのパレード」 恩田陸

恩田 陸
実業之日本社
¥ 1,575
(2007-12-14)

JUGEMテーマ:読書
 内容紹介
<あの黒い表紙、強烈な帯コピー、シンプルかつ洗練されたデザイン。手に取った時の、嬉しいような怖いようなおののきを今でも覚えている。(中略)かつて「幻想と怪奇」というジャンルのくくりでお馴染みであった、奇妙でイマジネーション豊かな短編群には、今なお影響を受け続けている。あの異色作家短篇集のような無国籍で不思議な短編集を作りたい、という思いつきから連載をさせてもらった>(あとがきより)。

恩田ワールドの原点<異色作家短編集>への熱きオマージュ。ホラー、SF、ミステリ、ファンタジー……クレイジーで壮大なイマジネーションが跋扈する、幻惑的で摩訶不思議な作品集。

モダンホラー?奇妙なストーリーの短編集。
『奇想短編シリーズ』という連載だったとのこと。
私の苦手分野だが、思っていたよりも大丈夫で楽しめた。予想外。
それにしても恩田さんの発想には驚かされる。
よくもまぁ、これだけいろいろなシチュエーションを思いつくよ。

以下、簡単に各話の感想を。

・観光旅行
 巨人の手が生えてくる村の話。苦手系。

・スペインの苔
 一番理解できなかった。これは嫌い。

・蝶遣いと春、そして夏
 幻想的。蝶と死を結びつけて考えている?ちょっと朔太郎を思い出した。

・橋
 これもよく分からない。説明なしで進んでいくあたり、「エンドゲーム」に似ている。そこが面白いのかも。

・蛇と虹
 流し読み

・夕飯は七時
 うーん、恩田さんらしい!子供が想像するようなことを膨らませて小説にしてしまった!これは楽しめた。
 言葉から連想・想像したことが、実像となって現れる。くしゃみで消えるから、コショウを常備している三兄妹。
 「ごくらくとんぼ」で不意打ちをくらうところが笑える。

・隙間
 怖い。怖いのはやっぱり苦手。
 誰もが意識したら怖くなりそうな『隙間』。ベタな設定で一本書いてしまう恩田さん、さすが。

・当籤者
 ロト7に当たった。当籤期間は二週間。その間に当籤者を殺しても罪にならない。
 面白い設定だが不明な点が多くない?
 当たるのが怖いのに買うの?それとも全国民が対象?
 ずっと繰り越しって、受け取らないのになぜそんな籤があるの?

・かたつむり注意報
 飛ばし読み。よく思いつくなーとは思った。

・あなたの善良なる教え子より
 超ブラック。この先生は、送られてきた薬を使うのだろうか。

・エンドマークまでご一緒に
 不条理もの。日常がミュージカルに!
 奇妙だけど怖さがないので、私は安心して読めた。乾いた明るさって感じ。

・走り続けよ、ひとすじの煙となるまで
 池上永一が長編にしそう。

・SUGOROKU
 怖いけど気になるー。そこでやめないで続きを!

・いのちのパレード
・夜想曲
 飛ばし読み


とにかく、こういう系の小説は基本苦手なので、ポイントをはずした読み方をしているような。
けれどそれなりに楽しめました。
ブックレビュー | permalink | comments(0) | trackbacks(0)

スポンサーサイト

- | permalink | - | -

この記事に対するコメント

コメントする









この記事のトラックバックURL
http://sobahon.jugem.jp/trackback/209
この記事に対するトラックバック